保湿剤とは?
健康な人の皮膚には角質のバリアがあり
水分の蒸発や外部からの刺激を防いでくれます。
しかし、アトピーの人のほとんどがドライスキン(皮脂、角質細胞間脂質、天然保湿因子が不足し皮膚が乾燥した状態)の為
外部からの刺激をうけやすくなります。
保湿剤とは皮膚の水分が逃げないように「フタ」をしたり、
皮膚に水分を与えたりする役割があります。
乾燥はアトピー肌にとって大敵です。
乾燥させないようにしっかり適した保湿剤を使用しましょう。
保湿剤の種類
軟膏
長所 保湿感はダントツ。刺激も少ない。
短所 ベタベタ感がある。
クリーム ローション (ヘパリン入り)
長所 さっぱりしていて良く伸びる。
短所 軟膏に比べ保湿力が落ちる。
クリーム ローション (尿素入り)
長所 伸びやすく、硬い皮膚にも浸透しやすい。
短所 皮膚に傷がある状態だとしみる。
保湿剤は使用感、又は季節ごとに剤形を変える
汗をかく夏場はさっぱりしたもの、乾燥する冬は皮膚を覆うタイプのものが良いでしょう。
軟膏 秋~冬
クリーム 春~冬
ローション、乳液 春~秋
化粧水 夏