同じ強さの薬でも剤形がかわれば効果も違ってきます。
剤形の選び方
軟膏 クリーム ローション テープ
冬は乾燥するので軟膏がいいでしょう。夏はクリームにするなど季節によって
剤形を変える事によって効き目が違ってきます。
部位によってはテープがいい場合もあります。同じ強さのステロイド外用薬でも
成分によっては自分の皮膚に合う、合わないことがあります。
その為、薬を替えるだけで効き目が違う事もあります。
塗り方
重曹法
亜鉛華軟膏などをリント布などの柔らかい布に伸ばし
ステロイド外用薬を塗った皮膚の上に貼る。
ステロイド外用薬を塗っただけですと、こすれたりなどして薬が取れやすくなります。
塗った上に布を貼り、薬が取れるのを防ぐだけでも、炎症抑制の効果が上がります。
また、亜鉛華軟膏には炎症を抑える効果や保湿効果があるので
ステロイド外用薬とあわせて使用すると、相乗効果により、一層効果が高まりますよ。
密封法
ステロイド外用薬を塗った上に食用品のラップを使う。
密封法は、ステロイド外用薬えお皮膚に浸透させ、乾燥も防ぎますので
薬の効果を向上させます。
ただし!効果のある反面、細菌感染しやすくなったりステロイド外用薬の局所的副作用を
起こしやすくなるので医師の指示を受けてから行なってください。